ミモザ峠で土砂崩れ発生、交通完全遮断
大規模な土砂崩れにより緊急事態宣言
ラムドン省当局は、国道20号線の象徴的なミモザ峠が深刻な土砂崩れにより完全に封鎖され、ダラットと低地を結ぶ重要な交通路が遮断されたことを受け、今朝、緊急事態を宣言しました。
タン・ニエン氏によると、最も壊滅的な土砂崩れは11月19日深夜、226+600~226+800キロ地点で発生し、70メートルの道路が崩落し、深さ30~40メートルの巨大なクレーターを形成しました。この斜面崩壊により、道路の基礎と路面の両方が崩落し、地元住民が「山腹に劇的な傷跡」と表現する光景が生まれました。
2度目の地滑りが危機を悪化させる
2度目の地滑りは249+932km地点と249+968km地点で発生し、36メートルにわたって道路の基礎が崩落し、路面が30センチメートル陥没しました。州当局は、この地域は不安定な状態が続いている兆候が見られ、さらに拡大する可能性があると警告しています。
ミモザ峠は山岳都市ダラットと低地を結ぶ重要なライフラインであるため、ダラット住民にとってこの緊急事態は特に大きな痛手となっています。曲がりくねったカーブと松林の景色で観光客に愛されてきたこの峠は、今や全く異なる表情を見せています。それは、文字通り景観を一変させた、荒々しい地質の力です。
地域社会への影響
交通が完全に遮断されたことで、観光業だけでなく、ダラットに流入する日常の商業活動や生活必需品にも影響が出ています。国道20号線を経由する輸送に依存している地元企業は既に影響を受けており、峠を通って通勤する住民は大幅な迂回を余儀なくされています。
州当局は緊急対応策を講じていますが、被害の規模から見て修復には相当な時間を要すると見込まれます。観光シーズンのピークを迎え、何千人もの観光客がこの風光明媚なルートを通り、涼しい山間の隠れ家へと向かう時期が迫っている中、この事態は最悪のタイミングでした。
この自然災害は、私たちのような山岳地帯が直面する地質学的課題を如実に示しています。急峻な地形と豪雨は、一夜にして景観を劇的に変えてしまう可能性があるからです。